NIPPONIA白鷹 源内邸
「人との繋がりと共感の輪」を広げていく広報
NIPPONIAは、古民家やその土地の歴史性を尊重しながらホテルやレストラン、または店舗としてリノベーションし土地を実感できる複合宿泊施設として再生していく取組みです。
その活動のひとつとして、山形県白鷹町に2020年にオープンした古民家ホテルが「NIPPONIA 白鷹 源内邸」です。江戸時代の米沢藩藩主・上杉鷹山とゆかりのある源内邸が、リノベーションにより歴史と物語を紡ぐ宿に生まれ変わりました。
lururuは、NIPPONIAと地元のメンバーが中心となり数年かけて動かしていたプロジェクトに、広報担当として参画しました。
応援してもらえるプロジェクトを目指し、ボランティアを巻きこんだワークショップ、メディアリレーション、地域とのつながりづくりなど、ローカルならではの「人のつながりと共感の輪」を広げていく広報を展開しました。
clients 株式会社 ukitam / released 2020年〜
lururuの役割
人のつながりを大切にしながら輪を広げていく広報を展開。地域の方、メディアの方、ボランティアの方、メンバー自身、それぞれが自分の周りの人に誇らしげに話したくなるような展開を考えた。
リノベーションの過程でボランティアを募り、古民家内の掃除や片付けを「ワークショップ」として実施。3回の開催で各日約40名が参加した。プロセスを共有することでこの場所に愛着を持ち、自分ごと化してくれる人を増やすことを目指した。
プロジェクトの背景や未来像を共有するため、まずはリノベ前にプレス向け記者会見&内覧会を実施。完成前の建物を見ていただくことで期待感を高め、完成後のオープニングイベントでビフォー&アフターを体感できるようにした。
地区の方限定の内覧会を実施。実際に見て体験することで、自分達の地区に誇りを持ってもらえるような機会をつくった。
プロジェクトに関わってくださった方とメディアの方を招待しオープニングセレモニー兼内覧会を実施。施設のスタートを全員で祝い、これからの歩みに対する応援を集める機会を作った。
オープン当初から数多くのメディアに取り上げていただき、その後もチームの一員としてメディア取材対応を担当。源内邸の魅力が全国に伝わるよう日々お手伝いしている。
NOPPONIA白鷹 源内邸とつくる未来
歴史を大切にしながらも、新しい形で蘇らせる。リノベーションを通じてまちにも活気が生まれる。NIPPONIA白鷹源内邸は、そんな可能性に満ちた場所です。
地域の方々を巻き込みながら、少しずつ成長していくそんな姿こそ、持続的なプロジェクトであると思います。
こうした資産を活用していくプロジェクトを通じて、地域に新しい価値を伝えていきます。
CLIENT
株式会社 ukitam
MEMBER
プロジェクトデザイン、広報担当
和田有紗(lururu,inc)