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山形の魅力発信を企画・運営  〜アンバサダーの活動をコーディネート〜

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山形県では、進学や就職を機とした若年層の県外流出、とりわけ女性の転出超過が大きな課題であり、若者の県内定着・回帰の促進が重要な目標となっています。そのため、若者が地域に誇りや愛着を持ち、暮らし続けたいと思える環境づくりが求められています。

こうした状況を踏まえて実施された「やまがた魅力発信アンバサダー事業」では、県内在住の若者をアンバサダーとして迎え、自ら地域の魅力を発見・発信する取り組みを展開しました。若者自身の発信は同世代に共感を生みやすく、地域の魅力を等身大で伝える効果があります。加えて、取材や交流の体験を通じて「自分ゴト」として地域に関わる機会を提供し、仲間づくりや自己表現を促すことで、若者と地域とのつながりを深めることを目指しました。

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#事業設計

#自分ゴト化

#地域活性化

#SNS動画制作

#若者参画

#WEB制作

事業設計のポイント

本事業では、若者の県内定着を目的に、県内在住の若者をアンバサダーとして迎え、地域の魅力を自ら発見・発信する活動を企画・運営しました。その実現に向け、特に 若者視点を引き出すこと、そして 若者が主体的に関われる場やプロジェクトの設計 に注力しました。

  • 主体性の重視:体験型の取材や発信機会を通じ、若者が「自分ゴト」として地域に関われるよう設計。
  • 支援体制の充実:先輩アンバサダーやサポーターが伴走し、新たな挑戦を後押し。
  • 交流と育成:月1回の交流会で仲間と学び合い、スキルを育成。
  • 発信基盤の整備:WEBメディア「anone.」やSNSを活用し、等身大の声を発信。
  • 地域全体で応援:各分野の大人たちを巻き込み、若者の活動を支える環境を形成。
lururu’s part

lururuの役割

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プロジェクトデザイン・全体進行

事業全体のコンセプトと進行を設計し、若者が主体的に関われる場の仕組みをデザイン。アンバサダー活動の流れを組み立て、実施までをトータルでコーディネートしました。

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若者と事業をつなぐコーディネート

参加する若者が安心して挑戦できるよう、交流会や取材活動の場を運営・ファシリテーション。先輩アンバサダーやサポーターとのつながりをつくり、世代を越えた学びと成長を促しました。

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成果を形にするクリエイティブディレクション

アンバサダー活動を発信につなげるため、WebやSNS記事、動画、配布物など各種制作物のクリエイティブを設計。等身大の魅力を伝えるための表現を整え、発信効果を高めました。

成果と今後に向けて

今回の活動を通じて、アンバサダー自身が実際に体験し、地域の方の声を聞く中で「山形に住んでいても、知らなかったことがたくさんあった!」といった新たな発見を得られたことは、大きな成果だったのではと思います。そこで感じ取ったものをもとに、若者の発想や感性を起点にした発信は、地域の魅力をより身近に伝え、山形への愛着を育む効果を生み出しています。

今後は、こうした取り組みをさらに発展させるために、若者が安心して挑戦できる場と関係性を築くコーディネートを一層強化していきます。若者視点を取り入れたいと考える大人や地域は多いものの、それを実現するには「若者の声を引き出し、橋渡しをする存在」が欠かせません。lururuとしても、このコーディネートの役割を大切にしながら、若者と地域がともに成長できる場をこれからもつくり続けていきます。

Date: 2023年5月〜2024年3月、2024年5月〜2025年3月
主催: 山形県しあわせ子育て応援部 多様性・女性若者活躍課

MEMBER
事業統括:山形アドビューロ
プロジェクトデザイン:黒川遥香、和田有紗
若者コーディネート:海谷南津子(AISOHO)、須貝未菜(キャリアコンサルタント)

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合同会社lururu
合同会社lururu
心に寄り添う企画をつくる
山形市を拠点に企画・広報の伴走支援を行っています。

会社名|合同会社lururu
代 表|和田有紗
拠 点|山形オフィス、秋田オフィス
本 社|山形市上桜田4-9-1
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