神保光|lururuだからこそできる働き方

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子育ても仕事も、前向きに楽しむことができる環境

はじめに

現在lururuでインターンをしている山口陽向です。
社員インタビュー企画として、今回は、在宅ワークと子育てを両立しながら、自分らしい働き方を実現している神保光さんをご紹介します。

明るく元気で、話し始めた瞬間からエネルギーが伝わってくる神保さん。学生時代の部活動、ダンスサークル、社会人経験、そして現在の働き方まで一貫しているのは「誰かのために働くことが好き」という想いです。

“暮らし”と“仕事”のバランスを大切にしながら、前向きに働く神保さんの姿には、これからの働き方のヒントが詰まっていました。

知らない環境に飛び込んだ高校時代で見つけた“自分らしさ”

「小さい頃は控えめで、仲の良い子とだけ遊ぶタイプでした」
そんな彼女が変わるきっかけとなったのは、高校進学。あえて地元を離れ、電車通学の高校を選んだことで、環境が大きく変わったといいます。

「知らない場所に飛び込んだら、自分も変われる気がしたんです」

その直感は見事に的中。明るく元気に過ごすようになり、チアリーディング部に入部しました。仲間と一緒に演技や応援に全力を注ぐ中で部長を任されるまでに成長。「周りを見ることの大切さ」を学ぶと同時に、応援を通じて「誰かの力になれることが自分の喜びになる」と気づいたと話します。

仲間と夢中になった“青春ど真ん中”の大学時代

大学ではダンスサークルに所属。軽い気持ちで始めたはずが、気づけば本格的な活動にどっぷり。

「振り付けを覚えるのも、自主練も、イベントも全部楽しくて。いつの間にか副部長になっていました。立候補したわけではないけど、真面目にやっていたら自然と任されていて」

バイト終わりに車で遠出するなど、仲間と過ごす時間を心から楽しんでいた大学生活。
「“人と一緒にやる”って楽しい」が、今の働き方のベースになっています。

地元へのUターン

卒業後は首都圏で営業事務職に就職。コツコツと積み重ねる作業は性格にも合い、やりがいを感じていましたが、次第に「このまま走り続けていいのかな」と立ち止まる瞬間もあったといいます。

「人の役に立てることは嬉しいけれど、自分の暮らしも大切にしたい」――そう考えるようになり、地元へ戻る決断をしました。
実家でリズムを整えながら過ごす中で、改めて“暮らしと仕事のバランス”を見直すことができ、その後の新しい働き方につながる土台ができました。

子育てと在宅ワークー柔軟な働き方に救われた

結婚・出産を経て始まった新天地での子育て生活。夫が見つけてくれたSNSの投稿をきっかけに、代表の和田さんと出会い、自宅保育をしながら在宅ワークをスタートしました。

「通勤がないだけで、時間にも心にも余裕が生まれた感じです。子どもの帰宅時間に合わせて作業もできるし、すごく自分に合っています。」

妊娠中の体調の波にも、柔軟な働き方が大きな支えに。暮らしのリズムを崩さずに働けることはもちろん、「誰かの役に立ちながら自分のペースを大切にできる」ことが、今の神保さんにとって一番の安心につながっているといいます。

印象に残る、“69人分”の地道なディレクション

中でも印象に残っているのが、県内のママたちを紹介する『繋がる・頼れる・やまがたママ図鑑』の制作です。ディレクターとして、構成から進行管理、情報整理までを担いました。

「形のないものをゼロからつくるのは楽しかったですし、コツコツと情報を積み上げていく作業も私には向いていたと思います」

ひとつひとつ丁寧に積み重ねていく中で、69人分の思いや暮らしが一冊の図鑑として形になった瞬間、強い達成感を味わったそうです。制作をやり切ったことで、「私はやっぱり“誰かの役に立つものをコツコツ積み重ねて形にする仕事”が好きなんだ」と再認識できたと話します。

息抜きは“アーモンドチョコ”と“X(旧Twitter)”

育児と仕事の合間のちょっとした息抜きは、お菓子とSNS。

「アーモンドチョコをつまみながら、Xで夫のことをネタにしてつぶやくのが日課(笑)」

フォロワーは2,000人を超え、今では“家庭内エンタメ”として機能しているのだとか。
「夫も読んでるみたいで、ちょっと態度が優しくなるんです(笑)」と話してくれました。

家族との時間、そして“これからの挑戦”

野球観戦が趣味で、休日は娘とグラウンドへ。「高校野球を観る時間が、最高のリフレッシュなんです」と話す表情は、仕事とはまた違う穏やかさがありました。

今後は、「自分のスキルの幅を少しずつ広げていきたい」とのこと。

「小さなことでも丁寧に積み重ねて、“できること”を増やしていきたい。仲間のためにも、家族のためにも、もっと役に立てたら嬉しいです」

最後に

lururuには、神保さんのように「今の自分にできることを、ひとつずつ丁寧に」積み重ねる人がいます。
誰かのために働くことを大切にしながら、自分の暮らしも大事にしている。その姿は、私にとっても“しなやかな強さ”を感じさせてくれる存在です。

「家族がいても、子育て中でも、自分らしく働ける」
神保さんの働き方は、そんな選択肢のひとつとして、多くの人の背中をそっと押してくれるのではないでしょうか。

話し手プロフィール

ディレクター

神保 光 Hikari Jimbo

宮城県出身/山形在住
学生時代、チアリーディング部で部長を務め、仲間の力を引き出し、チームをまとめるリーダーシップを培う。この経験から「仲間やお客様をサポートする」ことの大切さに気づき、飲料卸メーカーで営業事務としてキャリアをスタート。

2020年 結婚を機に山形へ移住。山形の魅力に触れる中で、地元で活動する人々をサポートする仕事に情熱を抱くようになる。

2022年 合同会社lururuに入社し、制作アシスタントとして従事。

チームとアイデアを組み合わせてプロジェクトを形にすることにやりがいを感じ、多くの人々と楽しい瞬間を共有できることが喜びです。

書き手プロフィール

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
現在lururuでインターン中の、東北芸術工科大学4年の山口陽向です。
今回は社員紹介企画として、インタビューから記事の執筆まで担当しました。
言葉の端々からにじみ出る人柄や、お仕事への想いが伝わる内容になっていると思います。
読んでくださった方にとって、lururuの魅力やチームのあたたかさが少しでも届いていたら嬉しいです。

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合同会社lururu
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心に寄り添う企画をつくる
山形市を拠点に企画・広報の伴走支援を行っています。

会社名|合同会社lururu
代 表|和田有紗
拠 点|山形オフィス、秋田オフィス
本 社|山形市上桜田4-9-1
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