池田明日翔|「得意」で支え合うチームのかたち

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秋田からlururuを支える“縁の下の力持ち”、池田さんのはたらき方

はじめに

現在lururuでインターンをしている山口陽向です。
社員インタビュー企画として、今回はlururuで資料作成やスケジュール管理を担当し、裏からプロジェクトを丁寧に支えている池田明日翔さんをご紹介します。

秋田を拠点にフルリモートで活動しながら、メンバーの誰もが頼りにする“縁の下の力持ち”。
控えめながらも的確にチームを支える姿から、lururuらしい温かいチームワークが見えてきます。

普段は裏からメンバー支えている池田さんですが、話を伺うと挑戦や人とのつながりを大切にしてきた半生が見えてきました。
今回はその歩みを通して「支える力の源泉」に迫ります。

のびのび育った子供時代

池田さんの原点は、兵庫県伊丹市でのびのびと過ごした子ども時代にあります。
友達と走り回る外向性と、授業中に静かに物事に取り組む内向性。
その両方をあわせ持っていたことが、今の“穏やかだけれど確かな支えになる存在”につながっているのだと感じます。

また、長く通った個別塾の先生との関係も印象的でした。
「第2の父親みたいな存在で、今でも一緒にご飯に行きます」と語る姿から、人とのつながりを大切にしながら歩んできた池田さんらしさが伝わってきます。

挑戦の裏にある“計画力”

中学では剣道部の部長を務め、高校ではフィリピン・セブ島への短期留学、そして大学では“やりたいこと全部やる”をテーマに、地球一周の船旅「ピースボート」やアメリカ横断、インドでの就労体験まで挑戦してきました。

一見すると大胆で勢いのある行動に見えますが、その裏には「計画を立て、着実に準備を重ねていく」池田さんならではの姿勢があります。大きな挑戦も、日々の小さな積み重ねとスケジュール管理によって実現してきたからこそ、今lururuでの進行整理や計画づくりにも強みを発揮しているのだと感じます。

「楽しそうだからやってみる」で終わらずに、どうすれば実現できるかを考えて行動に移す。
その経験が今の丁寧な段取りや先回りの力につながっていると思います。

lururuで見つけた、自分らしい関わり方

東京のイベント制作会社で働いたのち、結婚を機に秋田へ。
一時は観光業にも携わっていましたが、より自分らしく地域と関わる方法を探していたとき、かつての職場で出会った和田さん(現在のlururu代表)から声がかかりました。

そして2023年4月、正式にlururuへジョイン。少人数ながら温かなチームの中で、リモートでも孤独を感じずに働けているのは、池田さん自身が“見えない部分を整える役割”を自然に担っているからこそだと感じます。

印象的だったのは、山形県鶴岡市での学生とのプロジェクト。「学生時代の自分を思い出して、サポートに熱が入った」と語るその姿からも、経験を誰かのために還元し、陰で支えることでチームや地域に力を注ぐ──そんな池田さんらしい関わり方が見えてきました。

得意なことで支え合う、自然体のチームワーク

資料作成やスケジュール管理、進行の整理といった、“表には見えにくいけれど欠かせない部分”を整えるのが池田さんの得意分野です。地道に積み上げてきたコツコツ力と、挑戦の場で培った計画性があるからこそ、チームは安心して前に進むことができます。

「全部を無理にできるようにならなくてもいい。お互いの得意で支え合えたら、それでいい」
そう語る池田さんの姿勢には、lururuの大切にする価値観──“自然体であること”“無理なく、でも誠実に”という空気がそのまま表れています。池田さん自身が体現しているからこそ、チームにとっての安心感につながっているのだと感じます。

心をほどく”オフ”の時間

仕事と暮らしが重なる日々の中でも、池田さんはリフレッシュの時間を大切にしています。
パソコンを閉じて散歩をしながらラジオに耳を傾けたり、夫が営む「うちのドーナッツ」の甘いひとときに癒されたり。週末には夫婦でドライブに出かけ、青森や仙台まで足をのばして美味しいものを探しに行くこともあるそうです。

自然とともにある秋田での暮らしが、池田さんの穏やかさや余裕を育み、結果としてチームを落ち着いて支える力につながっているのだと感じます。

最後に

lururuには、池田さんのように“自分の得意”を活かして、チームを支えてくれる人がいます。
自分のペースを大切にしながらも、誰かのために動ける人。表には出ない仕事を、丁寧にこなしてくれる人。

「地域で働くってどんな感じ?」「リモートでもチームとつながれる?」──そんな疑問を持つ方にとって、池田さんの働き方がひとつのヒントになればうれしいです。

話し手プロフィール

プロジェクトデザイナー

池田 明日翔 Asuka Ikeda

兵庫県出身/秋田在住
2021年 明治大学 経営学部 卒業。
学生時代からイベントの企画・運営に携わる機会が多く、裏方の仕事に興味を持つ。大学卒業後、都内のイベント制作会社に就職。主に、コンテスト運営や地域のプロジェクトを担当。パートナーの転職をきっかけに秋田県東成瀬村へ移住し、リモートワークを中心に渋谷と秋田の2拠点で活動する。東成瀬村の観光物産協会に所属し、村内のイベントや物産販売会に関わる他、国内旅行業務取扱管理者資格を取得。

2024年 合同会社lururuに入社に、秋田OFFICEを設立

ローカルのチカラを信じ、あるモノを最大限に活かすプロジェクトデザインを行います!

書き手プロフィール

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
現在lururuでインターン中の、東北芸術工科大学4年の山口陽向です。
今回は社員紹介企画として、インタビューから記事の執筆まで担当しました。
言葉の端々からにじみ出る人柄や、お仕事への想いが伝わる内容になっていると思います。
読んでくださった方にとって、lururuの魅力やチームのあたたかさが少しでも届いていたら嬉しいです。

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合同会社lururu
合同会社lururu
心に寄り添う企画をつくる
山形市を拠点に企画・広報の伴走支援を行っています。

会社名|合同会社lururu
代 表|和田有紗
拠 点|山形オフィス、秋田オフィス
本 社|山形市上桜田4-9-1
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